公務員を辞めるのはもったいない?実際に民間に転職した結果

事前準備・考え方
  • 公務員を辞めたいけど、辞めるのはもったいないのではないか…
  • 公務員を辞めたいけど、辞めたら後悔するんじゃないか…
  • 公務員を辞めたいけど、親や友人に反対されそう…

当時の私もそうでしたが、「公務員を辞めたい、転職したい」と考える人にとって、

「公務員を辞めるのはもったいないのではないか」は必ず頭によぎる問題かと思います。

実際に私も、新卒で公務員になった時に「せっかく公務員になれたのだから辞めずに最後まで働いた方がいいぞ」と親から言われ、

就職前から「公務員を辞める=もったいない」の思考を植え付けられていました。

ただ実際に働いてみると、超絶ブラックかつ激務な労働環境で、正直公務員として一生働いていくイメージを持つことはできませんでした。

結果として、私は30代で超難関といわれるキャリア官僚を辞め、民間企業に転職をしました。

そんな元公務員の私が実際に公務員から民間企業へ転職して感じたことは、「公務員を辞めることはもったいなくない」ということです。

この記事では、私の経験に基づいて

  • 公務員を辞めることのメリット・デメリット
  • 「公務員=安定」の時代は終わったと考える理由
  • 私が公務員を辞めて民間企業に転職して1年経った結果

についてshareしたいと思います。

この記事を読めば、”もったいない”という理由で公務員を辞める選択肢を捨てること自体が”もったいない”ということが分かりますよ。

この記事を書いた人
≫ あると(@alto-fiij)元国家公務員 (いわゆるキャリア官僚)
≫ 官僚時代に超勤が23か月連続で100時間超。3か月連続200時間超も経験。
≫ 30代前半で倍率500倍の超ホワイト企業に転職。
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公務員をやめるのはもったいないか

「公務員を辞めるのはもったいない」と考える多くの人は

  • 公務員を辞めると安定を捨てることになるから
  • 公務員を辞めると膨大な勉強時間が無駄になるから

という理由があるかと思います。

後ほど詳しく書きますが、精神疾患が増えている現代は、必ずしも公務員=安定の時代ではないと思いますし、

公務員試験に費やした勉強時間は、広い教養や専門性として、民間企業でも活かすことができます

個人的には「公務員を辞めるのはもったいないのではないか」に縛られて、自分の理想とする仕事や生活を実現できないことが「もったいない」と思います。

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公務員を辞めることのメリット・デメリット

公務員を辞めることについては、デメリットがゼロではありませんが、メリットも大きいかと思います。

公務員を辞めることのメリット

  • 自分の興味のある仕事に特化できる
  • 民間企業への転職で収入アップが見込める
  • 「多すぎる残業」「退屈な仕事」「職場の雰囲気」などあなたの不満が解決できる

あたりでしょうか。

個人的には、公務員は難関な試験を突破しており、優秀な方が多いと思います。

その割には若手のうちは給与が低く、民間企業に勤める学生時代の同級生と比べると給与が少ない人も多いのではないでしょうか。

(ちなみに私は公務員時代に親に年収を言ったら低すぎて驚かれました)

公務員を辞めることのデメリット

  • 最初は周りからの理解を得られないかもしれない
  • 安定を捨てることになる

ぐらいでしょうか。

ちなみに私の場合は、私の労働環境がなかなか劣悪なことを家族や友人など周りの方は十分に理解していたので、

「そりゃそうだよね。むしろ転職おめでとう!」

という感じでした。

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「公務員=安定」の時代は終わったと考える理由

今の時代「公務員=安定」は必ずしも成立しないのではないかと私は思います。

もちろん組織単位では、潰れる可能性はどの民間企業に比べても圧倒的に低くほぼゼロですが、

個人単位では、「過剰な労働」や「やりがいを得られない労働」は個人を潰しうる要素になり得ると思います。

厚生労働省が行った最新の患者調査(2017年)によると、

精神疾患を有する外来患者数のうち、躁うつ病を含む気分障害を有する患者数は、

2005年(平成17年)から2017年(平成29年)の12年間で68.5万人から124.6万人と1.8倍以上になっています

厚生労働省調査より引用

2017年1月時点の就業者数が6511万人であることを考えると、

会社が潰れることを心配するよりも、自分が潰れることを心配する必要性のほうが高まっているのではないでしょうか。

官僚時代、実際に私の周りでも両手では足りないレベルで精神的な理由から出勤が難しくなった人がいました。

このような状況で本当に「公務員=安定」が成立するのかは甚だ疑問です。

平成29年(2017)患者調査の概況|厚生労働省
平成29年(2017)患者調査の概況について紹介しています。
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元官僚が公務員を辞めて民間に転職し1年経った結果

私が実際に公務員を辞めて民間に転職して1年程が経ちますが、以下のような変化がありました。

  • 転職時点で年収200万円アップ
  • その後昇格して年収1,000万円に(公務員時代の約1.6倍)
  • 残業は「平均100時間/月」から「多くて20時間/月」に
  • 家族と過ごす時間が増えた
  • 仕事が自分の興味ある分野に特化できた

控えめに言って最高です!!

個人的には年収アップはおまけなようなもので、

家族と過ごす時間が増えたことで、基本的に毎日家族と食卓を囲み、平日も子供と遊んだりお風呂に入れることが何よりの幸せですし、

自分のキャリアとしてもやってみたいと思えることに挑戦できていることで充実感があります。

官僚時代の仕事もやりがいがあり素敵でしたが、残業が常態化している雰囲気が私には合わなかったので、今の環境への転職は正解だったかと思います。

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公務員を辞めるにはリスクを伴うが転職活動はノーリスク

もちろん実際に公務員を辞めることは多少なりともリスクは伴うものです。

年収が下がる可能性もありますし、転職先が思ったよりも激務な可能性もあります。

一方で、転職活動自体はノーリスクで行うことができます。

なぜなら、転職活動は自分の今後のキャリアについて深く考えることだからです。

  • 自分の市場価値はどのくらいか
  • 自分の強みや弱みは何なのか
  • 自分は仕事を通して何を実現したいのか

深く考えた結果、「公務員を辞めない」という結論を出すことも立派な選択です。

それでも、「転職活動を行ったことのある公務員」は、

  • 自分の市場価値を知った上で業務に取り組める
  • 自分の強みや弱みを理解して業務に取り組める
  • 自分の実現したいことを軸にして業務に取り組める

公務員としてのキャリアもより豊かなものになると思います。

実際に私も最初の転職活動は(思ったように内定が出ず)転職できずに終わりましたが、

その後の業務への取り組みや姿勢を見直すきっかけとなり、

最終的には、自分の希望する業界・分野へ転職することができました。

また、私が実際に官僚を辞め、民間企業に転職した際に感じたことは、「公務員は転職市場では一風変わったキャリアを持つ人」であるということです。

そんな官僚や公務員が転職サイトや転職エージェントを選ぶポイントは、ネットでよく見る「転職サイトおすすめ〇選」とは少し違います

過去の私のように「公務員に最適な転職エージェント探し」で無駄な時間を過ごさないためにも、

公務員から民間に転職成功!おすすめ転職サイト・転職エージェント4選』で詳しく解説していますので、こちらもあわせて参考にしていただければと思います。

結論としては、以下の4つのサービスがおすすめです。

おすすめ転職サービス

マイナビエージェント ≫ サポートが丁寧で手厚く、サポート期間が無期限

リクルートエージェント求人数No.1。転職関係のセミナーも充実。

doda ≫ 「残業20時間未満」での検索など、圧倒的に求人検索がしやすい

ビズリーチ時間効率が最も良い。現職が忙しい方に非常におすすめ。

この記事があなたのより良い転職に繋がれば幸いです。

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元官僚ですが公務員を辞めて民間企業に転職しました

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