- 何となく自分のキャリアに不安がある…
- 転職活動って何から始めればいいんだろう?
- 転職活動をしてるけど、なかなか内定が出ない…
自分の今後のキャリアを考えた際に転職を一つの選択肢として考えている20代、30代の方が多くいる一方で、
いざ、転職活動をしようと思ってもどのように転職活動を進めたらいいか分からない方は多くいらっしゃると思います。
私は、30代前半で国家公務員を辞め、民間企業に転職しました。
転職活動にあたっては、転職エージェントへの相談だけでなく、いくつか転職に関する本を読みました。
私が読んだ転職本の中でも特に多くの人におすすめできると感じた本をshareしたいと思います。
- この記事を書いた人
- ≫ あると(@alto-fiij)元国家公務員 (いわゆるキャリア官僚)
- ≫ 30代前半で倍率500倍の超ホワイト企業に転職。転職時年収200万円UP。
- ≫ 転職活動時、参考にした転職に関する本は10冊以上。
転職の良書①:このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
「いつでも転職できる」の確信を持った人だけが、自由になれる
定期的に読み直したい一冊。
構成としては、物語調で話が進んでいくため、非常に読みやすいです。
転職を考えた時は細かいノウハウに目が行きがちですが、
本書第4章の『仕事はいつから「楽しくないもの」になったのだろうか?』は、
「どういう仕事があなたにとって心から納得のいく仕事となりうるか」の指針となってくれるかと思います。
本書はまさに転職の「思考法」であり、現状で転職までは考えていない方であっても、
キャリアに迷った際にはまず読んでみることをおすすめします。
転職の良書②:どこでも誰とでも働ける―12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール
「いつでも辞められる」と思えば、会社でも、周囲の顔色ばかりうかがうのではなく、自分の思ったことを大胆に主張できるようになります。
逆説的ですが、今いる会社で最高のパフォーマンスを発揮するためには「いざとなったらいつでも辞める」という覚悟が必要なのです。
京都大学大学院修了後、マッキンゼー、リクルート、KLab取締役、Google、楽天執行役員などキラッキラな経歴を持つ尾原和啓さんの書籍です。
本書は
- 第1章 どこでも誰とでも働ける仕事術
- 第2章 人生100年時代の転職哲学
- 第3章 AI時代に通用する働き方のヒント
という3章で構成されており、
第1章の仕事術を身に着けた上で、第2章の哲学を基に転職活動をすれば無双できる上に、さらに第3章でこれからの時代での働き方のヒントもくれる良書です。
転職の良書③:転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方
僕はずっと、自分という「個人の市場価値」を伸ばそうと考え続けてきました。
その中で得た経験や成果に「転職」と「副業」をかけ合わせる――つまり「かけ算」の関係にすることで、生涯年収を最大化させてきたのです。
この方法は、キャリアに悩む多くのサラリーマンがとれる戦略だと思います。なぜなら、転職と副業は、「誰にでも使える術」だからです。
転職界隈では有名人のmotoさんの書籍です。
地方のホームセンターからリクルート等3社を経て、現在は広告ベンチャーの営業部長であるmotoさんが実践してきた「軸ずらし転職」は、
今では転職のスタンダードとも言えるぐらい浸透してきているのではないでしょうか。
「転職」と「副業」に照準を合わせている本書ですが、内容の8割ぐらいは転職の話です。
motoさん自身、本業に重きを置く考え方(収入は副業の方が多くとも本業の努力は怠らない)なので、
現代的な一般サラリーマン・公務員の転職指南書としてロールモデルになるかと思います。
転職の良書④:面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略
職業選択の自由とは、与えられる権利ではなく、自分で磨き、鍛え、手に入れるべきスキルなのです。
通常の面接対策本とは少し違う、”メンタリストDaiGo”さんらしいかなり実践向きの本です。
特に第2章の「好感度は作れる――面接を支配する7つの戦略」はこの本ならではの内容であり、
実際に私も面接ではほぼ負けなし(1社を除き全ての面接選考を通過)だったのでおすすめです。
DaiGoさんににかかれば「知性」ですら作れるんです。
転職の良書⑤:テストセンター・SPI3-G対応 転職者用SPI3攻略問題集 改訂2版
他の4冊とは趣向が少し違いますが、SPIも以外に侮れません。
転職でもまれに筆記試験が課されることがあり、難易度は高校生でも解けるぐらいのものですが、案外脳みそは錆びついているものです。
長文読解、順列・組み合わせ、集合など大丈夫ですか?
基本は「性格検査で自社とマッチしているかを測るもの」と私は思っていますが、実際のところ企業がどこまで基礎能力を見ているかは不明です。
一度さらっと解いておくだけでかなり変わるので、ただでさえストレスがかかる転職活動に不要なストレスはあらかじめ取り除いておきましょう。
なにより筆記試験で不合格となってはやりきれない気持ちになりますしね。
転職本のおすすめの読み方
忙しい現職をこなしながら行う転職活動中に本を読む時間をしっかりと確保することは難しいですよね。
そこで私は通勤時間中に読んでいたのですが、職場で鞄からポロリしてしまわないか冷や冷やしていました。
私の経験上、転職本を読む際にはKindle等の電子書籍、もしくはAudible(オーディブル)等の音声視聴がおすすめです。
通勤で座れなくてもスマホで読むことが出来ますし、職場で転職本を読んでいることがばれる心配もありません。
基本的に紙の本よりも電子書籍の方が安いことが多いですし、Audible(オーディブル)は1か月無料体験のキャンペーンもやっています。
無料体験で上記で紹介した書籍を聴けば、1冊分の書籍代の節約にもなるのでおすすめです。
まとめ:転職活動では転職に関する書籍も活用しよう
転職本として5冊おすすめしましたが、(SPI3問題集を除き)どれも転職のみならずキャリア形成の観点からも良書として胸をはっておすすめします。
転職活動中の方、これから転職活動を始めようと考えている方はもちろん、今はまだ転職を考えていない方にも参考となるはずです。
この記事が皆様のより良い転職に繋がれば幸いです。
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