転職のベストなタイミングは?まずは転職理由を分析しよう

事前準備・考え方

本記事にはプロモーションを含みます。

この記事は以下のような方におすすめです。

  • 転職を考えているけど今すぐ転職すべきか悩んでいる
  • より良い条件・待遇で転職したい
  • このタイミングで自分が抜けることで今の会社に迷惑をかけないか不安

私は転職活動を始めてから実際に転職するまでには2年という期間をかけました。

ただし、2年間ずっと求人に応募したり面接を受けたりするような転職活動をしていたわけでなく、

自分の中でベストなタイミングで転職するために、一時的に転職活動を辞めたこともありました。

その経験を踏まえて、私なりに考える転職のベストなタイミングをshareしたいと思います。

結論から言うと、転職のベストなタイミングは人それぞれであり、そのタイミングを決めるには自己分析が必要と考えています。

以下、詳しく解説していきます。

この記事を書いた人
≫ あると(@alto-fiij)元国家公務員 (いわゆるキャリア官僚)
≫ 30代前半で倍率500倍の超ホワイト企業に転職。転職時年収200万円UP。
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転職のタイミングを決める上で必要な自己分析

転職のタイミングを決める上で必要な自己分析はとてもシンプルです。

ズバリ、あなたが転職を考えている理由が「やりたいことを実現したいから」なのか「今の状況から逃げ出したいから」なのかをまずは分析する必要があります。

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やりたいことを実現したい人の転職タイミング:出来るだけ早く転職をしよう

結論から言うと、あなたが転職を考えている理由が「やりたいことを実現したいから」であれば、出来るだけ早い転職をおすすめします

やりたいことを実現したい人が出来るだけ早く転職をした方がよい理由

なぜなら、このような理由の場合、あなたは今と全く同じ業種・職種で転職を望んではいないと思います。

もちろん転職市場でもポテンシャル採用(未経験業種・未経験職種)はありますが、

  • ポテンシャル採用は若いほど有利
  • 同業種・同職種の転職と比べて待遇がよくない(給与のスタートが低め)
  • 待遇がよいポテンシャル採用は超激戦

という現実からは逃れられません。

あなたがタイミングを見計らっているその数か月、数年の間に、ポテンシャル採用という土俵ではあなたの市場価値は下がり続けます。

「何かに挑戦したい」「こういうことを実現したい」というビジョンを持っているのであれば、企業選びや面接でアピールする内容の整理もスムーズに進めることが出来るはずです。

この記事の後半は流し読みして、今すぐにでも転職活動を始めることをおすすめします。

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今の状況から逃げ出したい人の転職タイミング:一度転職を踏みとどまってみては

あなたが転職を考えている理由が「今の状況から逃げたしたいから」であれば、一度転職を踏みとどまることをおすすめします。

今の状況から逃げ出したい人が一度転職を踏みとどまるべき理由

理由は主に3つあります。順番に解説していきます。

1.自分の安売りに繋がる

完全に消極的な理由の転職だと「現状が変わるのであれば、どこでもいいから転職したい」という気持ちが強くなり、仮に内定を貰ったとしても、あなたの市場価値に対して提示された条件・待遇が適切なのかを冷静に判断できなくなります。

転職エージェントもあなたの転職をサポートするために、複数の企業を紹介してくれると思いますが、その全てがあなたの市場価値にぴったりとマッチしたものであるとは限りません。

転職市場で自分を安売りしないためには、自分が選ばれる立場であると同時に選ぶ立場でもあることを認識して、適切な条件が提示されているのか、自分が理想とする働き方が実現できそうかをどっしりと考える心構えが必要です。

2.面接でネガティブさが隠し通せない

転職者は誰しも現職に何かしらの不満を抱えているものですし、企業の採用担当者もそのことは十分に理解をしています。

転職面接において、ネガティブな転職理由を完全に隠し通す必要はありませんが、ネガティブ理由を上回るポジティブな理由が合否を分けるポイントとなります。

ただ、あなたの今の状況がどんなにひどいものであっても、採用担当者が情けを掛けることはありません。あなたのためではく、企業のために採用活動をしているのです。

ネガティブな理由で転職をしている人、ポジティブな理由で転職をしている人、どちらが企業に良い影響を与えうるか、どちらが企業が欲しているかは明らかです。

あなたがもし、面接の場で完全な仮面を被れる自信があるのであれば、面接を突破できるかもしれませんが、面接という緊迫した場で不意の質問がなされた時にあなたのネガティブな気持ちが隠し通すことは非常に困難です。

3.結局自分がやりたいことを実現できない

あなたが転職を考える時、それは何か実現したいことがあるはずです。

業種、職種、業務内容、給与、労働時間、勤務地、環境、社風など、現状何かに不満があり、何かを手に入れたいと考えているはずです。

転職活動で重要なことは、「現職の何に不満があり、何を手に入れたいのか、そのために何を犠牲にするのか分析をすること」です。

上記の分析をせずに逃げ出したい一心で転職活動を進めても、転職直後はいいものの、新しい職場で新たな不満が出てくる可能性が高く、結局は不満の残る転職になってしまう可能性が高いです。

転職はするべきではないが転職活動の準備はするべき

  1. 自分の安売りに繋がる
  2. 面接でネガティブさが隠し通せない
  3. 結局自分がやりたいことを実現できない

以上3点の理由から転職するべきでないと述べましたが、転職活動の準備はすべきです。

例えば、転職サイトへの登録をして、自分が興味のある業界でどのような募集がなされているかを調べたり、

転職エージェントへ登録して、エージェントと会話することで自分の転職で叶えたいことを整理したり、

転職に関する本を読んだり、セミナーに参加したり、

転職活動の準備を始めることによって、「自分のやりたいことを実現したい気持ち」が「今の職場から逃げ出したい気持ち」を上回ったタイミングでスムーズに理想的な転職することが出来るはずです。

度を超えたブラック企業の場合は別

ただし、あなたの現職が「度を超えたブラック企業」の場合だと話は変わります。

私も前職では過労死ラインを常に超え続けていましたし、精神的には割と強かったため、メンタルは持ちこたえていましたが、過労で物理的に死んでもおかしくない時期もありました。(今思えばメンタルは麻痺していただけかもしれません。)

メンタルをやられてしまった同僚、先輩、後輩色々見てきましたが、身体と心は一番の資本です。

明らかに度を超えたブラック企業であれば、まずは一度逃げてみましょう。転職は別に複数回してもいいものです。戦略的撤退も時には必要です。

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まとめ:「やりたいことを実現したい」が「逃げ出したい」を上回った時がベストな転職タイミング。

まとめると以下のようになります。

チェックポイント

「やりたいことを実現したい人」は出来るだけ早く転職すべき

「今の状況から逃げ出したい人」は一度立ち止まり、まずは自己分析すべき

「やりたいことを実現したい」が「逃げ出したい」を上回った時がベストな転職タイミング

転職って実際に転職するまでは「ネガティブなもの」と捉えがちですが、私個人、実際に理想的な転職に成功してみると「ポジティブなもの」と考え方が変わりました。

是非、自己分析を行って、あなたの「やりたいことを実現したい」が「逃げ出したい」を上回っていくことを期待しています。

また、転職活動の第一歩は転職サイトや転職エージェントに登録してみることです。

私が実際に使ってみておすすめする転職サイトや転職エージェントは『【ホワイト企業に転職成功】おすすめ転職サイト・転職エージェント』で詳しく解説していますので、こちらもあわせて参考にしていただければと思います。

この記事があなたのより良い転職に繋がれば幸いです。

では、また。

この記事を書いた人
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30代前半で残業月200時間超のキャリア官僚→倍率500倍超ホワイト企業に転職│転職時に年収200万円UP│転職後1年で年収は1.6倍に

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元官僚ですが公務員を辞めて民間企業に転職しました

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