【実例で解説】公務員の自己PRの書き方【職務経歴書】

書類選考・面接対策

現役公務員の方から職務経歴書での自己PRの書き方についてご質問をいただきましたのでご回答いたします。

この記事を書いた人
≫ あると(@alto-fiij)元国家公務員 (いわゆるキャリア官僚)
≫ 30代前半で倍率500倍の超ホワイト企業に転職。転職時年収200万円UP。
≫ 転職活動時の書類選考通過率は90%以上。
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公務員の職務経歴書での自己PRはどのように書けばよいか

題名: 公務員の職務経歴書での自己PRについて

メッセージ本文:

自分は某省の出先機関で対人業務を担っている30代前半の公務員です。

今年の源泉徴収票を見てようやく年収500万円に届くか届かないかという状況の中、

アクセスが悪い地方に異動させられ、今後のキャリアに不安を抱えています

そんな中、あるとさんのブログを拝見し、転職活動に踏み出しました。

社会福祉士や教員免許を所持しており、現在の経験を活かせるような、人材業界(人材コーディネーター・キャリアコンサルタント等)に転職したいと考えています。

職務経歴書を作成しましたが、特に自己PR部分についてブラッシュアップしたく、添削いただけないでしょうか。

ブログを読んでいただき、またご相談もいただきありがとうございます。

公務員が自己PRについては、いくつか注意点がありますので、その部分についても解説いたしますね。

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公務員の自己PRを書く際の難しいポイント

【未経験でもOK】転職の自己PRの書き方ガイド【ポイントは3つ】でも解説していますが、

自己PRを書く際の重要なポイントは以下となります。

  • 数字で具体的に示す
  • 達成難易度が誰にでも分かるように示す
  • 自己PRは3つ用意し、志望企業にマッチしたものを使う

特に公務員が自己PRを書く場合、

  1. 実績が具体な数字で示しにくい
  2. 職務内容が公務員特有で達成難易度が分かりにくい

が難しいポイントとなります。

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【実例で解説】公務員の職務経歴書での自己PRの書き方

質問者様の簡単な経歴

地方公務員(行政職)として某自治体に新卒で入庁。
その後、路上生活者を対象とした対人援助関係の仕事に従事。
現在は国家公務員として、特別に支援が必要な方(※質問者様のご希望で少しぼかしています)などを対象とした支援業務に従事。

自己PR

【どのような人が相手でも対応できるコミュニケーション能力】

私は市役所職員の時に窓口業務や電話対応で市民の要望やクレーム処理に対応していました。

また、現職(国家公務員)では主に特別に支援が必要な方を対象とした支援業務を行っており、時には高圧的な態度で話しかけられることもあります。

しかし、私はどのような人が相手でも、落ち着いた状態で相手の主訴等を傾聴し、相手と信頼関係を結べるような存在になろうと一人ひとりに真摯に向き合うことができる人間です。

また、特別に支援が必要な方を相手とした講師業務では、講話の内容等を事前に確認し、年代に応じて分かりやすく内容を伝えることができるよう工夫しています。

新しい職場でも、今までの業務経験を活かし、様々な人と上手く関わっていけるよう努力します。

新しい職場でも、今までの業務経験を活かし、様々な人と上手く関わっていけるよう努力します。

まず、自己PRとして「努力します」では弱いです。

転職の場合、学生の就活とは違い、完璧ではないにしろ一定程度の即戦力は必ず求められます

そのため、最後の締めは「私の〇〇という強みを活かして御社の〇〇に貢献します。」のような形にすべきです。

【どのような人が相手でも対応できるコミュニケーション能力】

また、自己PRのタイトルを「どのような人が相手でも対応できるコミュニケーション能力」としていますが、

質問者様の場合、「どのような相手でもしっかりとニーズをくみ取る力」ではないでしょうか?

質問者様は、窓口業務のクレーマーやご年配の方、路上生活者の方、特別に支援が必要な方といった、

コミュニケーションコストが非常に高く難しい方を相手にして、ニーズをくみ取り業務を進めてきているその経験が何よりの強みかと思います(私では到底できません)。

この「相手のニーズをくみ取る力が」しっかりあることが企業に伝われば、

少なくとも質問者様の希望される人材業界では、

「相手の本質的な不満点をくみ取っていい提案ができそうだな」

といった納得感を持ってくれるかと思います。

自己PRは「企業が求める人物像」もセットで考える

自己PRは確かに自分の強みをアピールするものです。

ただその際に大切なことは、「自分の志望する企業(or業界)が必要とするスキルが自分にはあり、採用してくれたら絶対に企業に貢献できますよ」ということをアピールできる強みを押し出すことです。

転職エージェントから求人票を貰えば「求める人物像」欄があるかと思いますので、

同じ業界で複数の企業の求人票を貰っておくと、その業界でどのような人が求められているかがわかると思いますよ。

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【添削後】公務員の職務経歴書での自己PRの書き方

質問者様とは何往復かやり取りをし、最終的には、以下のような形になりました。

自己PR

【どのような相手でもしっかりとニーズをくみ取る力】

私は市役所職員の時に窓口業務や電話対応で市民のクレーム対応等を行ったり、路上生活者の支援や現職の仕事では特別に支援の必要な方を対象とした支援業務を行っており、時には高圧的な態度をとられたり暴言を吐かれることもあります。

しかし、私はどのような人が相手でも、落ち着いた状態で相手の主訴等を傾聴し、相手のニーズをくみ取るとともに、相手と信頼関係を築きながら、業務を遂行できる人間です

また、特別に支援の必要な方を対象とした講師業務では、講話の内容等を事前に確認し、年代に応じて分かりやすく内容を伝えることができます。

私はこのような業務経験を活かし、相手のニーズや現状の不満をくみ取るとともに、課題や問題を解決することができる人材です

※私がすべて書きかえると変に文章のクセが出てしまうため、一言一句の校正は行っておりません。

添削後では、「公務員特有の経験」をかなり魅力的に伝えられているのではないでしょうか。

質問者様は修正後の自己PRを記載した職務経歴書をビズリーチに登録したところ、さっそく企業からオファーが来たようです。

ビズリーチついては、「【体験談】ビズリーチが公務員におすすめの理由・評判を解説」でも解説していますが、

私も転職活動時に活用していましたし、忙しい転職活動の中で時間効率が最も良いおすすめの転職サービスです。

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まとめ:自己PRでは求める人物像を分析して公務員特有の経験をアピールしよう

まとめると以下のとおりです。

チェックポイント

公務員の自己PRは、具体な数字で示しにくく、達成難易度が分かりにくい点に注意。

業界・企業の「求める人物像」を分析して自己PRを考える。

民間企業では経験できない「公務員特有の経験」を魅力的に伝える。

質問者様の転職活動、うまくいくことを願っております。

その他、転職に関するご相談がある場合、お問い合わせフォームよりご質問いただければ、ご回答させていただきます。(公務員以外の方も歓迎です!)

この記事で紹介した転職エージェント

ビズリーチ企業側からオファーが来るため、時間効率が最も良い。現職が忙しい方にも非常におすすめ。

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この記事を書いた人
あると

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元官僚ですが公務員を辞めて民間企業に転職しました

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