改めまして、当ブログにお越しいただきありがとうございます。
はじめまして、あると(@alto-fiij)と申します。
私は、30代前半で国家公務員(いわゆるキャリア官僚)を辞め、民間企業に転職しました。
「キャリア官僚だったんだから転職なんて余裕でしょ。どこでも行けるでしょ。」と周りからはよく言われるのですが、
実は転職活動を始めてから実際に転職を成功させるまでに約2年という期間をかけており、様々なことに悩み、苦労を重ねてきました。
そして苦労を重ねた結果と運と縁に恵まれ、今では「自分がやりたかった仕事」を「超ホワイト企業」で「楽しく」行えていると感じています。
日本社会で暮らす多くの人の1日の1/3は仕事、1/3はプライベート、1/3は睡眠という現実はなかなか変えようがないと思います。
(もちろん、公務員時代の私のように、仕事の割合が多すぎてプライベートの時間や睡眠の時間が削られている方も少なからずいると思います。)
人生の1/3を費やすからこそ、その仕事が「やりたい仕事」、「楽しい仕事」であることは人生の幸福度をものすごく上げることになると考えています。
ただ、多くの人にとっては、仕事は毎日を生き抜くために必要な「労働」であり、すべての人がやりたい仕事で多くの給料をもらえるとは限りません。
なので私は「やりたい仕事をやること」を実現するには「お金の不安や不自由をなくすこと」もセットになると考えています。
「より多くの人に自分の理想とする仕事(Ideal Jobsと私は呼んでいます)についてほしい」という思いから、
私が成功したと胸を張って言える「転職」や、現在実践中の「資産形成」について、ブログやtwitterで発信していきたいと考えました。
転職について
上述のとおり、私はキャリア官僚として社会人生活をスタートさせました。
仕事は大変やりがいがあり、楽しい部分もあったのですが、働き方があまりにもひどく、転職を考えるようになりました。
一方で、国家公務員という「難関」かつ「抜群に安定している」という職を手にしていることもあり、
中途半端に妥協したくないはないという気持ちも強く、最初の転職活動は希望の業界から内定を頂けず、一時は転職をあきらめようかと思いました。
しかしその後、自分の官僚としてのキャリアパスが希望の分野に叶わない可能性が見えてきたことから、再び転職活動をスタートしました。
最終的には2年という歳月をかけて、(そもそも公務員→民間企業ですので)未経験職種の転職ながら倍率500倍超の求人を勝ち取り、
転職時点で「自分のやりたい仕事」を残業時間は1/8程度、年収は1.3倍以上にして実現しました。
また、その他お断りすることとなりましたが、複数の戦略コンサルタントや大手企業から年収アップの提示を頂きました。
私の転職についての考え方、転職先の選び方、面接対策などをshareしていきたいと思いますので、是非皆様のお力になれればと思います。
特に、官僚・公務員の方は転職に関する情報が限られた中での転職活動になるかと思いますので、当時の私の悩みや経験をshareすることで、官僚・公務員の方の転職の一助になれれば幸いです。
FIIJ(Financial Independence with Ideal Jobs)という考え方
昨今ネット上では、FIRE(Financial Independence, Retire Early)を掲げる方が多く感じます。
もちろんその考え方を否定する気は毛頭ありません。
ただ、FIREを達成された方のブログやtwitterや本も読ませていただいていますが、
FIREを達成された方の多くは、不労所得で悠々自適の生活の中で遊び尽くしているというよりも、何かやりがいを見つけて挑戦をし続けている方が多いと思います。
(これは私が知り得るFIRE達成者が何かしらの発信されている方に限られるからの可能性もありますが)
もちろん私も経済的自由を達成して毎日遊びまわる生活をしたいという気持ちも少しはありますが、偉大な先人方の行動に学ぶと、
最終的には「やりたい仕事を好きなように行う=理想の働き方を実践する」ことに行きつくものではないかと考えています。
そこで私はFIRE(Financial Independence, Retire Early)ではなく、FIIJ(造語:Financial Independence with Ideal Jobs)を目指したいと考えています。
基本的な考え方は、サイドFIREやセミリタイアに近いのかと思いますが、FIIJはあくまでも理想の仕事に就き(目指し)つつ経済的自由を達成するものであり、
経済的自由を達成するまでの労働が辛いものでも定義に含まれるであろうサイドFIREとは一線を隔するものと考えています。
最後に
私の人生は転職という一つのターニングポイントを機に大きく変わりました。
このブログを通して自分の考えや理解の深堀を進めると同時に、私の経験を発信することで少しでも皆様の人生が好転する材料となれば幸いです。
今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
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