転職を考えたらまずやること【結論:現職を今以上に頑張る】

事前準備・考え方

本記事にはプロモーションを含みます。

こんにちは、あると(@alto-fiij)です。

私は、30代前半で国家公務員(いわゆるキャリア官僚)を辞め、民間企業に転職しました。

はじめて転職を考えた時、何からはじめたらいいか分からないですよね。

ネットで調べると「キャリアの棚卸し」や「転職の軸を決める」などがあげられていますが、私は「現職を今以上に頑張る」に尽きると思います。

私は公務員から民間企業へ転職をしましたが、この記事は公務員から民間企業、民間企業から民間企業、民間企業から公務員、すべての転職者の参考になると思います。

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現職を今以上に頑張るべき理由

「どうせ辞める職場のために今更頑張る必要なんてないのでは。。。?」と考える方もいるかもしれませんが、そんな狭い視野で考えてはいけません。

実は転職面接においては、「現職の実績」「実績に至るまでのプロセス」、実績がなくても「現職でどのように働いてきたか」が超重要な評価ポイントとなるのです。

転職面接では現職の実績やそのプロセスが求められる。

転職面接の流れはおおよそ以下の通りです。

自己紹介(これまでの職歴の紹介)

→ 志望理由(転職理由)

→ 自己PR(あなたの強み)

→ 逆質問

このうち、特に重要なのは「志望理由」「自己PR」です。

多くの転職サイト等では、この「志望理由」と「自己PR」を作成するために、「キャリアの棚卸し」というものをするよう勧められていますが、多くの人がこう思うはずです。

「特に自分に実績もないし、自分の何をアピールすればいいんだろう。。。」

そうです。転職面接において、「自己PR」は「現職における実績とそのプロセス」をベースに組み立てるものです。つまりは、無い袖は振れないのです。

私は実際に転職をした約2年前に、一度転職をしようかと思い1社だけ面接を受けました。

その時は毎日目の前の業務を捌くことでいっぱいいっぱいで仕事に大きな付加価値をつけることが出来ておらず、うまく現職における実績を自己PRとして話すことができませんでした。

結果として不採用となり、その時点での転職を諦めました。

そこから、「これは現職で活躍して胸を張って話せる実績が必要だな。」ということに気づき、1年半程「現職で実績を出す」ことを意識して業務に取り組みました。

結果として、最初に転職面接を受けた約2年後に今働いている企業に内定を頂き、転職をしました。

私の前職は公務員ということもあり、1年をかけてする仕事が多く、成果を出すのにどうしても時間がかかりました。

なので公務員からの転職の方は、今すぐに行動することが本当に重要です。

民間企業からの転職の方であれば、その業種によっては数か月で自己PRになり得る成果を出せると思います。

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現職を頑張るモチベーションをどうするか

ただ、「自分は今の会社が嫌で転職を考えているんだから、今の会社で頑張るのはなんだかなぁ。」という方もいると思います。

そんなあなたには以下の言葉を送りたいと思います。

職場のために頑張るのはでなく、自分の市場価値を上げるために頑張りましょう。

「現職を頑張る=今の職場に尽くす」ことではない

例えば、あなたの職場だけで使っている独自のシステムの理解を深めるような努力は必要ありません。

それであれば、あなたの職場だけで使っている独自のシステムの効率化マニュアルを作成し、社内共有することで、全体の生産性を〇%上げた等の実績を作ることに注力しましょう。

このような社内の非効率な部分に気づき、多くの人がその大変さから避けがちなマニュアルを作成を自らすることで、社内の人間を巻き込みながら全体の生産性を上げることができる能力は多くの会社で立派な自己PRになります。

究極的な言い方としては、現職を「実績作りに利用する」ぐらいに思ってもいいのかも知れません。
現職の会社としても成果を出してくれるならWin-Winです。

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行きたい業界、会社が決まっている人の現職の頑張り方

行きたい業界、会社がある程度決まっている人は更に一歩進んで、行きたい業界、会社求められることから自己PRを逆算した上で、現職で頑張る内容を決めましょう。

例えば、私が行きたかった(現職の)業界はチームプレーで多くの関係者を巻き込みながらプロジェクトに取り組む業界です。

幸い公務員の業務はその多くがチームプレーであり、私は転職に失敗した翌年度、運よくチームを統括する旗振り役のポジションに異動となりました。

もちろん責任が大きいポジションで霞が関にありがちな超過酷な時期もありましたが、私は「これはチャンスなんだ。これを乗り越えたらいい自己PRになる。」と思いながら、業務をやり切りました。

結果としては、「公務員での業務の経験は現職の業界に来てもそのまま生かせる」という評価を受けて無事に希望する業界で内定を頂けました。

「自己PRになる!」という思いがあれば、多少嫌な仕事も乗り越えられると思うので、行きたい業界、会社が決まっている方は、自己PRからの逆算で現職を頑張ってみてはいかがでしょうか。

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まとめ:転職の第一歩は現職で成果を出すこと

まとめると以下のようになります。

POINT!

転職面接における「自己PR」は「現職における実績とそのプロセス」をベースに組み立てる必要あり。

職場のために頑張るのはでなく、自分の市場価値を上げるために実績作りと割り切り現職を頑張る。

「自己PRになる!」という思いがあれば、多少嫌な仕事も乗り越えられる。

転職活動においては、必ず面接で自己PRをする必要があります。

各種書類や志望動機は終業後や休日の作業でいくらでも作ることが出来ますが、自己PRだけは現職の中でしか作ることが出来ません。

まずは、将来的な自己PRとなること見据えながら、現職で成果を出すことからはじめてみてはいかがでしょうか。

そして次のステップの記事として『転職を考えたら2番目にやること|転職の軸を決める』も書いていますので、こちらも参考にしていただければと思います。

また、忙しい中で効率的に転職活動を進めるには、並行して転職サイトや転職エージェントへの登録を行うことがおすすめです。

特に転職エージェントは、どのような自己PRが企業に対して有効かアドバイスをくれるため、現職の成果を逆算するのに役立ちます。

私が実際に使ってみておすすめする転職サイトや転職エージェントは『【未経験で年収アップ】年代別おすすめ転職サイト・転職エージェント』で詳しく解説していますので、こちらもあわせて参考にしていただければと思います。

この記事の内容が皆様のより良い転職の役に立てば幸いです。

では、また。

この記事を書いた人
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元官僚ですが公務員を辞めて民間企業に転職しました

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